ホリエモンの「君はどこにでもいける」 紹介
どうもみんです。
何冊か堀江氏の本を読んでみたんですが、その中で「これは!」ってのがあったので紹介します。
タイトルは、「君はどこにでもいける」です。
本書は5章+特別章(漫画「テルマエ・ロマエ」の著者であるヤマザキマリとの対談)の計6章で構成されています。
私は、この本は、大きく分けて3つのワードによって形作られている様に感じました。その3つとは、
- 日本の現状と戦い方
- アジアの急激な成長と世界各国の情勢
- 「外に出ていく」ことの本質
です。
このブログでは1と3について紹介します。
2では、堀江氏は、各国を旅しながら世界の現状と変化を各国ごとに書かれています。
堀江氏が実際に国を見て、感じた事を書いているので有益な情報を得れるのと同時に堀江氏が気づいたビジネスチャンスについても書かれています。
他国でビジネスチャンスを探している人は本書を読んでみたら、インスピレーションが湧くでしょう。
ブログで国ごとに紹介するわけにはいかないので興味がある人は実際に読んでみるといいでしょう。
日本の現状と戦い方
世界やアジアにおいて、今日の日本の立ち位置やこれから予測される日本の将来は、日本人が考えているほど甘くはありません。
本書の中で堀江氏は、平田オリザの「三つの寂しさと向き合う」という論考を引用して日本の現状を説明しています。
- 工業大国でない。
- 成長はせず、長い後退戦を戦っていかねばならない。
- アジア唯一の先進国ではない。
またメディアアーティストの落合陽一氏のツイートを引用して、
『(前略)今日本のGDPはアメリカの約4分の一だし、中国の半分以下だし、一人あたりは世界27位の貧しさだ。』
この様に、アジアの中で日本は急激に追いつかれ、抜かれつつあります。
この数字は、私にとっても少なからずショックを受けました。
私達はこれらの事を客観的事実として受け止めなければなりません。
「外に出ていく」ことの本質
「外に出ていきたい」と考える人は多いと思います。
しかしぼんやりとした望みの意味をはき違えている人はとても多いです。
「外」とは、何か。
見たことのないもの、まったく知らないものを「見たい」「知りたい」「味わいたい」と感じる極めてシンプルな衝動を誰もが持っています。
このシンプルな衝動を「お金がないから」「時間がないから」「言葉が伝わらないから」「漠然と不安だから」と理由をつけて自らを制限する。
これが「外」と「中」を作り出す国境であり本質なのです。
堀江氏は言いました。
『きみたちの国境は、頭の中にある。』
これからも、IoT革命などによって、グローバリズムは加速し、世界も日本も急速に、変わっていきます。
現実の「外」と「中」のハードルはさらに低くなっていきます。
自分の持つ「思い込み」を取り払う。それだけで私たちは自由です。
『頭の中の国境を消そう。
そうすれば君はどこにだって行ける。』